去年の秋ごろ誉自転車で組んだホイールがメンテナンスに持ち込まれました。
Made in USAの高級パーツブランドWhite IndustriesのT11ハブを使用した
なかなか気合の入ったリムブレーキ用のロードホイール。
1年ぶり?にお会いしたお客様としたお話では、かなり気に入ってもらえてるようでした。
ホワイトインダストリーズのハブは足の回転を止めた時のフリーでのスピードが落ちないのが凄いです。
お客様もそれを感じているようで、ロングライドですごく楽に走れるとおっしゃっていました。
さてそのホワイトインダストリーズのハブですが、メンテナンス性も最高なのです。
久しぶりにメンテナンスに持ち込まれたスペシャライズドのFUSEにいろいろと手を入れさせて頂きました
自転車としては他店購入品ですが、付いてるパーツはほぼウチで組み込んだもの
今回はディスクブレーキのメンテナンスとパッド交換、その他ちょろっとパーツ交換と言った感じです。
ブレーキフルード交換ってどれくらいの頻度でやればいいのかってよく聞かれますが、メーカーが言うように毎年1回やっとけば間違いないですが、私の感覚で言わせてもらうと、それ程神経質になる程でなくていいと思ってます。
とは言え上の写真のように古くなったオイルを下側のキャリパー側から新しいオイルを入れることでレバー側から押し出すと黒い靄のようなものと混じって出てきます。
コレが劣化につながるのかはわかりませんが精神衛生上よくないですね。
数年前に販売したクロスチェックの完成車
ドライブトレイン関連の部品をカスタムするのと
ハンドルバーとバーテープ交換のためにお預かりしました。
やったことはフロントシングル化のためにウルフトゥースのチェーンリングに換えたのと、リヤのワイドレンジ化。
バーテープは贅沢にBROOKSの本革バーテープ”LEATHER TAPE”
コレ付けるとハンドル回りに高級感がでますね。
バーテープに1万円以上かける覚悟が御有りならオススメです。
さて今回はそのあたりの話ではなく、一緒に依頼されたある作業に関してです。
”フレームデカールの張り直し ”です。
サーリーのフレームのデカールってすべてのモデルに専用のデカールキットがあります。
まぁ、それを使って傷んだロゴなどを貼りなおすのをお願いされたのですが・・・
ぶっちゃけ苦手作業(笑)
よく空気入ったり、シワになったり、一部ピりっと切れたり
薄いデカールで張り直しが無理なのでちょっとした失敗もたまにあるんです。
ただ今回は自分でも100点の作業ができました。
今日から12月なんですって⁉
早い、早すぎる!
そして暇すぎる(笑)
日曜なのに今日のご来店パンク修理のお客様2人だけですよ。
まぁ毎年年末ってこんなもんですので悲観はしませんよ。
ただ、今年はこのパターンになるのが少し早かったなぁと思います。
さて、暇なんで写真に撮りためといた普段の作業の紹介
”誉自転車のお仕事”ですが、20回目の今回は
MTBサスペンションのオーバーホール
”マルゾッキBOMBER Z1”のオーバーホールです。
今のマルゾッキは随分前にFOXに吸収され、FOXのセカンドブランドの位置づけになります。
預かった2020年モデルの内部構造は、当時のFOXの完成車向けに生産された
”RHYTHM”から若干細かいパーツをオミットしただけで基本的には
ほぼ同じになります。
オーバーホールに使用するオイルや消耗部品の交換品もFOXのそれをそのまま使う事になります。(※現行モデルは違うダンパーが採用されてるようです)
まずは外観の掃除から始めます、この時に外からでもわかる以上が無いか
チェックするのですが、そのための掃除でもあります。
フロントサスのオーバーホールって基本的な作業の流れはどこのメーカーでも
同じになります。
超簡単に言うと
・掃除
・ボトムレッグの取り外し、中のオイルと摺動部分のダストワイパー、フォームリングの交換
・エアチャンバー側ピストン+シャフトのOリング等消耗品交換
・ダンパー分解、内部消耗部品、オイル交換
この流れの後逆の手順で組み立てで完成です。
簡単そうでしょ、文字にするだけなら。
11/24は日曜日にもかかわらず臨時休業とさせていたきましてすみません
前もってHPやSNSでお知らせはしていたのですが、やはり
お客様みんながそれを見ているわけではないようでして
何名かのお客様にご迷惑をかけしたようです。
出来ましたら次回ご来店時には一度電話等で連絡いただければと思います。
(基本的には日曜の臨時休業は年1~2回くらいしかしてません)
さて、当日はお隣県の山で私の古い付き合いの地元マウンテンバイカーと
トレイルライドしてきました。
2000年前後にダウンヒルしてた人たちも久しぶりに集まって当時の同窓会的な感じも有り、そこに最近始めた人も参加して新旧マウンテンバイカー10人でワイワイしてきました。
※ただ平均年齢は50歳近く、四国のMTBライダー世代の若返りは急ぎの課題だと実感しました。
場所に関する事などは一切かきません、当日の雰囲気を感じてくればいいなと思いましたので、適当に撮った動画からスクショした写真を乗せときます。
四国でも人知れずこんな遊びしてる連中が絶滅せずにいるんだとだけ
お伝えできればいいなと思います。
近年値上げ幅のエグイのが大手メーカーのグリップ。
誉自転車店長も先日、デモ車のロッキーマウンテンにODIのロックオンタイプのグリップをインストールしたのですが、その時の値段に驚きました、ロックオンタイプとは言え確か5000円以上の値段だったと思います。
流石にねぇー、やっぱりたかがグリップに5,000円以上⁉ってなるわけですよ・・・
コレが今の物の価値と言われたらそうなんですが、ちょっとねぇ・・・
そんな大手メーカーを出し抜いてYURISさんとこのFORMOSAがやってくれました。
FORMOSAから驚異的なコスパのグリップが発売されましたので
早速取り寄せてみました。
ド暇な時のこのブログタイトル”誉自転車のお仕事”
19回目の今回は、むかーしからの古い付き合いの方から
これまた古ーいマウンテンバイクの修理依頼。
まぁ、”そういやこの人当時こんなハードテール持ってたなぁ”と懐かしいバイクではありますけど・・・状態は良くないね(笑)
本人も自覚してらっしゃったけど、
こちらとしては「ホンマに修理して使うの?」というレベル
更に面白いのはこのバイク、ウチに持ち込まれる少し前に駅に置いてたら
盗まれてしまったんだけど、数日後に泥棒が返しに来てたという
笑っていいのか、喜んでいいのか微妙なエピソード付き
そんなこんな、いろいろありますが
20数年前のBAZOOKAのスラッシュというフレームだったと思います
これを修理していきました。
11月も後半に入り、ここ2週間くらい前から実感しているのが年末の雰囲気
新しい自転車を検討する話や、大掛かりなカスタムの依頼がピタッと止まり
来るお客さんは、一般車の修理やスポーツサイクルのちょっとした修理、少しだけ増えるのが子供車の注文といったところ。
この空気感になると、今年の仕事らしい仕事はもう終わったなという気分になるのです、今年はなんか少しだけ早いですね。
プレゼント用の子供車の注文も止まったらもう後は静かな時間が続く・・・
もう毎年ですから空気で感じとれるんです。
店が暇になった時にUPするブログタイトル
”誉自転車のお仕事”
18回目の今回は1カ月チョイ前にいただいたミニベロのカスタムのお仕事です。
Ternの折り畳みミニベロです
オーナーさんが自分なりに色々パーツかき集めてコツコツカスタムされていた
という話でしたが、どうもうまくいかないのと、油圧のディスクやドロップハンドル化はショップに任せたいという事でウチがお手伝いする事になりました。
毎年この時期から年末にかけて大人気のtokyobikeの子供車。
SNSのハッシュタグやアカウントでは
#tokyobikeforkidsや@tokyobikeforkidsなんかで検索したらわんさか出てきます。
今年もありがたいことに年末が近づくにつれて徐々にご注文が増えてきているような気がします。
今週も二家族のお子様にお渡しする事が出来ました。
ちょっと早めのクリスマス?
と言う話ではなくて”偶然この時期になっただけ”みたい
何にしても”超感謝~”なわけです。
ここ1年チョイ前からでしょうか?
昔は入荷があったらブログやSNSで入荷をお知らせしていたSURLYのフレームや完成車を全然紹介しなくなってたなとおもいまして、
特に理由というのはなくて、SNSやブログに毎回UPするのがめんどくさくなってたというのもあります。
お客さんからは、うち来たら何のフレームの実物が見れそうなのかわかんないのかなと思ったのでHP内に現在の在庫フレームを紹介するページを作ってみました。
このページに在庫フレームの写真とサイズ、カラー、価格など全部載せてますので
気になる方は入ってみて行ってください。
あと、コロナ禍の品薄状況だった3,4年前からSURLYのフレームセットはWEBSHOPで販売しないようにしていたのですが、先日よりWEBSHOPの方でも
販売を再開していて、すでに在庫フレームはアップできていますので、SURLYのフレームが欲しいのに近所にディーラーが無いという遠方の方はそちらから購入できます。
一応ここでもサラッとだけ紹介しておきます。