ヘッドセット周りのガタつき、原因と対策を写真で徹底解説

カスタムした愛車、大切にしていますか?スポーツサイクルのヘッドセットの調整、実は見落とされがちなポイントなんです。お客様の自転車をお預かりすると、ヘッドセットにガタが残ったままの状態がよくあります。そのまま乗り続けると、乗り心地が悪くなるだけでなく、大切なフレームやパーツへのダメージにも繋がるかもしれません。

 

 

ヘッドセットのガタとは?
ヘッドセットのガタとは、ステム(コラムスペーサー含む)とヘッドセットの間で微妙な振動や遊びがある状態のことを指します。この状態では操作性が悪化し、ライディングの安全性にも影響を与える恐れがあります。

 

何故今更こんなこと解説ブログにするのか?

 

お客様自身でカスタムされてるバイクをお預かりした際、あまりにもガタがとれていないバイクが多いからです。

特に誉自転車でわざわざヘッドパーツをカスタムしてるバイクの場合、クリスキングやホワイトインダストリーズなどの高級品を入れている人が多いのですが、ガタが残っていると安物以下の価値しかないヘッドを入れているのと同じになりますし、そもそもヘッドパーツに仕事をさせないばかりか、せっかくの高級パーツを壊してしまうことになりかねないからです。

 

① 一見しっかり固定されているステムまわり

続きを読む 0 コメント