毎日の通勤からサイクリングまで、何にでも使える自転車が欲しかったY様。
サーリークロスチェックのご注文ありがとうございます。
いろいろご自身で調べているうちにこのサーリーというブランドに行きつき、
香川で取り扱っている店はないのかを調べた結果、当店に行きついたとのこと。
購入していただいたクロスチェックは2020年モデルからフレームセットのみの販売スタイルになってしまいました。
ですが、問屋さんのモトクロスインターナショナルに少しだけ2019モデルの完成車が残っていて、今回セージグリーンのフラットバー52サイズを用意させていただきました。
毎日使う何でもバイクってなると、当然泥除けも必要ってわけで、
お客様と相談の結果
”Simworks by Honjyo”のTurtle52 ブラックを選びました。
そしてこの泥除けを使うために標準でついているSURLYの700×41cのタイヤから
定番タイヤのパナレーサーグラベルキングの700×38Cに変更しました。
基本舗装路のみなのを考えると実際この方が正解です。
しかし、泥除けというある意味古臭いパーツもシムワークスにかかると一気にかっこよくなりますね。パッケージング一つとっても「なるほど!こう来るか」って感じです。
グロスブラックのカメの甲羅型に加工されたフェンダーいい質感です!
ただしこいつ、完全に現物合わせ用の販売スタイルのようでボルト穴などは一切ありません。
上の写真のように、実際取り付ける予定のバイクに合わせてみて、ボルト穴をあける位置に目印をつけて・・・・
ポンチ打って穴あけします。
はい、取りつきました。
(簡単に書くけど意外と大変なんですよ)
ステー類も現物合わせで必要な長さにカットしてあります。
後のリヤキャリアは完成車付属品です。(アルミ製で軽い)
エブリディバイクにはやっぱりスタンドは必要という事で、
今回もGPのダブルレッグセンタースタンドを取り付けました。
誉自転車的には、この春のヒットアイテムです。
特に目新しいものではないはずなんですけど、どうしてだかこのタイプが良く売れてます。
専用ではなく汎用パーツなので、ポン付けできる場合とできない場合がありまして、
今回は残念ながら後者。
上側の金具を大分削って形変えてやっと取り付けできてます。
完成しましたので、納車前にいつもの撮影スポットで。
こんなスタイリッシュなバイクに乗れたらきっと毎日がたのしくなるでしょうね。
でも、この形はまだお客様には、とりあえずスタートの形。
この先生活スタイルが変わるかもしれません、誰も避けられない事として歳も取ります。
シンプルに気分が変わったり、今の形に飽きるかも。
そんな時もサーリーは少しづつ形を変えながらオーナー様に寄り添います。
”サーリーは壊さない限り一生もの”
大げさな言い方かもしれませんが、実それに近いかもしれません。
「全モデルより?%軽量」や「エアロ効果がどうの」とかいう売り文句がスポーツサイクル業界ではあふれています。
もちろん趣味の世界ですからそれもいいでしょう、個人の自由です。
でも、新しいテクノロジーなんてすぐにまた次の新しいテクノロジーに置き換えられます。
そこを追い求めることに疲れたなら、サーリーのような”変わらない良さ”に目を向けてみてもいいのかもしれません。
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