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2021BREEZER BIKES new model

BREEZERの2021モデルの発表が先日オンライン上でありました。

気になるところだけササっと紹介しとこうと思います。

カタログがまだできてませんので、詳しい仕様などは頭に入ってません

簡単にわかりやすい特徴だけお知らせしようと思います。

 

たぶんこのブログの内容程度は一般の方に見せてもいいと思うのですが、

AKIBOさんからお叱りがあったら一時的にこのブログ見れなくするかもしれません

 

ただもうすぐ10月になろうという今の段階で

来年モデルの事が何もお知らせできないというのは

ブランドとしても致命的なので多分OKだと思います。

まず最初に上の写真の"INVERSION"

フラグシップモデルと言えるグラベルロードバイクです。

カラー以外は変化なしです。

2021の完成車は無し、フレーム売りのみになります。

 

因みに私は今でも2018モデルのINVERSIONを650B仕様にカスタムして

乗っています。

 

ドップラーは2グレードのみになります。

2020モデルであったダイナモハブ+ライトの付いたモデルは

2021ではなくなっています。

ただ、まだ2020モデルで完売してないのがあるようで、

今でも手に入ると思います。

フレームなどは変化なしですが、カラーリングが変わりました。

ロゴ回りが胴抜きデザインでなく、シンプルな感じになってます。

写真では泥除けは外されてますが、確か今まで通り標準でついている

という話でした。

上位モデルのPROはオーロラブラック

 

エントリーグレードのCAFEはディープブルーになってます。

 

 

次は通常版のRADERです。

通常版というのは、後で紹介する

RADERの名が付く新型があるからですが、

従来モデルもグレードを分けて継続販売されます。

FRクイックリリースエンドのクロモリフレームの優しい乗り味のバイクは

残してほしかったので、私はこの決定は正解だと思ってます。

 

expertは仕様変わらずで継続になります。

Blue Tanのカラーは今年の春に新色として追加されたばかりですので

そのまま継続です、このカラーが欲しければ今すぐでも手に入ります。

 

新色のCherry Colaは大人の雰囲気でいいですね!

タンサイドのWTBタイヤも似合ってます。

誉自転車も48サイズのCherry Colaをとりあえずオーダーしときました。

入荷は11月頃になる予定です。

 

エントリーグレードCAFEです。

 

 

1点だけ仕様変更があり、去年モデルはW型の湾曲したバーハンドルがついていましたが、2021モデルは普通の少しライズのあるバーハンドルに変更されてます。

 

あとは、カラーリングが艶消しグレーになったくらいしか変化は見当たりませんね。

2020モデルで登場したダウンタウンシリーズは、

2021では新しく入荷されることは無いようですが、

継続して販売するらしいです。

 

ここからが全く新しいモデルになります。

まずは”THUNDER”

クロモリフルリジット29erマウンテンバイクです。

やはりジョー・ブリーズがマウンテンバイクをつくらないというのは

さみしい事ですので、ラインナップにMTBが戻ってきたことは素直にうれしいです。

お値段も税抜き198,000円と無茶苦茶安いわけでは無いのですけども

例えばサーリーのカラテモンキーやクランパスが欲しいけど

少し高すぎると感じるならコチラを選択するのもいいと思います。

 

ドロッパ―シートポストが装備されてるのは

サーリーには無いメリットですね、アレは安物でも結構な価格しますから。

 

メインコンポーネントは6月に発売されたシマノのデオーレ12速仕様と聞いています。

値段を考えるとベストじゃないでしょうか。

 

クロモリのフォークはヘッドパイプと合わせたデザインなんでしょうね。

継ぎ目がすっきりとしてます。

見た感じサスペンションフォークを入れるのも考えたジオメトリーにみえます。

入れるなら短めがよさそうです。

「こういうバイクでなければいけない」というのではなく

万能マウンテンバイクでいいんでしょうね、

その証拠に上の写真のフレーム/フォーク上の

ダボ穴の数を数えてみてください。

トップチューブ上のヘッド側の2か所も面白いですけど、

シ-トスティをよく見てください。

もうヤケクソ(笑)かと思える数ですよ。

 

感じたのは80’s後半~90’s

昔のマウンテンバイクのおおらかさを現代の規格に落とし込んだ

雰囲気のマウンテンバイクじゃないかと思います。

それをやったのがジョー・ブリーズなのがまたエモーショナルだと思います。

 

誉自転車では、中間サイズの17インチ(Mサイズ?)をオーダーしています。

オーダーしてますが納期は未定です。

最後に紹介するのが"RADER X"

このスタイル流行りのモンスタークロスというやつですね。

700C(29er)の50Cくらいのぶっといセミブロックタイヤを装備した

ドロップバーMTB(私はコレをグラベルロードのだとは思ってません)

通常版RADERとの違いは

・前後スルーアクスル

・更に寝たヘッドアングル

・専用の太いクロモリフォーク

・RADERより更に太いタイヤに対応したクリヤランス

・上下インターナルヘッドに対応したヘッドチューブ(コラムがテーパードかどうかは不明)

・多めに配置されたダボ穴

 

等など実際もっとある気がしますが、思いつくとこでそんな感じです。

RADERをコンセプトそのままに、更に過酷なオフロードツーリングに対応するため

現代規格とジオメトリーをうまく取り入れたバイクというのが私のイメージです。

カラーがマットブラックというのもシンプルでいいですね。

 

 

 

 

コンポーネントはSRAMのフロントシングル11速に

クランク回りはオリジナルの組み合わせかな?(写真で判断しただけで確かな情報ではありません)

ブレーキはブリーザーの完成車がよく採用している

TRPの半油圧のディスクブレーキ(ブレーキレバー側はワイヤー引きでキャリパー内で油圧に変換する)です。

アメリカ人はこの方式を好む傾向があります。

理由は、過酷な旅の途中トラブってもワイヤーさえあれば大抵の事は対応できるからです。

当然、修理対応できるショップも完全油圧式より多いから、

旅を続けるなら絶対的な性能より使い勝手が優先されるという事です。

 

この手のバイクが出てきた背景に、

Grindiro等のグラベルレースで、最近コースの一部に過酷な区間が採用されるようになってきた事もあります。

そういった区間では、今までの35C前後のタイヤを履いたグラベルロードでは対応できず機材トラブルなども多いそうです。

優勝選手はマウンテンバイクというのもよくある事で、そういった背景から

こういったバイクも選択肢の一つになったのでしょうね。(そうでなくても以前からこういったバイクはありました、メーカーが商品として作らなかっただけです)

 

まぁ、小難しい話は抜きにして、誉自転車としてはシンプルに

”カッコいいから推し”な訳で、2021ブリーザー最新モデルの中では

一押しバイクです。

オーダーも45(Sサイズ?)、48(Mサイズ)各1台入れています。

ですが残念ながらこのモデルも納期が未定です。

 

 

2021BREEZERの情報は現時点ではこのくらいにしときます。

もっと詳しい所は2021のカタログが届いてからにした方がよさそうです。

 

あと、BREEZERを取り扱うアキボウさんでいうと、

イタリアのクレメンを起源に持つハンドメイドタイヤ

Challengeを取り扱ってみる事になりました。

まもなくいくつか入荷すると思います、興味ある人はそちらもよろしくお願いします。