
9月21日、「Woodsかがわ」さんの森林ボランティアに参加してきました。前夜の雨で森の空気はこれまでより
少しだけひんやり、作業内容は、今月末と来月に予定されている森林体験イベントの準備のみ。
軽めの作業…のはずだったのですが。
誉自転車からは、私を含めて5人が参加。気合十分で集合したものの、現地での作業は控えめ。結果的に、森の中で“誉自転車お客さん向け講習会”のような雰囲気に(笑)

woodsかがわ代表の増田さんから増田さん自身の森や自然に対する考えを聞かせてもらいました

森の中を歩きながら、枯れていて切り倒しても問題のない木を見つけてもらい、実際に一本、間伐の作業を体験。
倒す方向、根元の状態、周囲の安全確認など、普段の生活ではなかなか意識しないことばかり。
誉自転車のお客様Kさんが、Woodsかがわの方からレクチャーを受けながら間伐に挑戦。手ノコを手に、まずは「受け口」「追い口」「つる」など、伐採の基本構造について丁寧に説明を受けます。

Kさん初めての伐木無事完了。
きっと心に残る体験になったはずです。

森の奥に、枯れた松の木を一本発見。
こちらも安全のために伐木対象となり、今度は「Woodsかがわ」の島田さんがチェーンソーを使って、
実演を交えながら作業を見せてくださいました。
エンジン音が森に響き渡ると、みんな自然と静まり返り、
受け口、追い口、つるの位置、倒す方向の見極め、島田さんの一挙手一投足に注目します。

そして最後は、ロープを使って木の倒れる方向をコントロールしながらの伐木作業。
島田さんのチェーンソーによる切り込みに合わせて、みんなでがタイミングを見てロープを引きます。
「せーの!」の掛け声とともに、木がゆっくりと傾き、狙った方向へと倒れていきます(この松は思ってた以上にもろくなってて比較的楽に倒れてくれました)力任せではなく、技術と連携で成し遂げる伐木は、見ているだけでも学びが多く、何より安全第一。

倒した松の木を見てみると、幹にはぽっかりと丸い穴が。
どうやらキツツキの巣穴ではないかとのこと。
こんな普段見ることができないものに触れることができるのも森活の面白いところです。

そして最後は、Woodsかがわの増田さんによる“ロープの巻き方講座”。ただ巻くだけ…と思いきや、これが意外と奥深い。絡まないように、次に使いやすいように、そして見た目もスマートに。まるで森の中の“片付け道”です。
参加者みんなで「へぇ〜」「なるほど〜」と感心しながら、ロープをくるくる。なんだかんだで、こういう細かい技術って、現場で教えてもらうのが一番ですね。
ちなみにこの活動、森林ボランティアに関するこれまで数回のブログ読んでくれた人は知っているかと思いますが、
「香川に初の合法的なマウンテンバイクフィールドをつくろう!」という、ちょっとワクワクする目標に向けた第一歩。
次回の開催日時や内容はまだ未定ですが、「森で何かやってみたい」「自転車好きだけど、山も気になる」なんて方、大歓迎です。
体力に自信がなくてもOK。虫がちょっと苦手でもOK。なんなら「なんか面白そうだから来てみた」でもOK。森の中で、のんびり一緒に汗かきましょう。
興味ある方は、誉自転車までお気軽にどうぞ。森で待ってます🌲🚲
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