2018MERIDA展示会(ダートバイク編)

昨日の続きになります。

MERIDABIKES2018モデルの

ダートバイク(MTB、グラベルロード等)編になります。

 

世の中的にすっかり元気のないMTBですがMERIDAは2018モデルにも従来通りコミューターにも出来る入門モデルから、レースで本気で勝ちたい人向けのハイエンドモデルまで多数ラインナップされています。

 

160mmリアトラベルのエンデューロバイク「ONE-SIXTY」

これまではカーボンフレームモデルの8000、5000の2モデルでしたが、2018モデルではボトムモデルとして600というモデルが加わりました。

ぶっちゃけ田舎の山で遊ぶのにココまでの物は必要ないのかもしれませんし、実際私の周りにもココまでの物を持っている人は少ないのですが、今の流行といか先端はこんな装備という勉強のためにじっくり見せてもらいました。

 

 

こちらがONE-SIXTY600。

SR Suntourのサスペンションやフレームがアルミになったりでコストダウンしていますが、

リヤユニットは上位モデルの5000と共通のRockshoxのタンク付きモデルだったり、ドライブトレインはシマノSLXだったりと大抵の人ならこれで満足できる装備がついていました。

値段は税抜き329000円だそうです。

もう少し安ければいいと思いますが、どちらにしても香川の里山にはオーバースペックかもしれません。

One-Sixtyのトップモデル8000。

カーボンメインフレームにアルミ合金スイングアーム(重量2340g)にSRAMやRockShoxの上級モデルを標準装備した贅沢仕様。

リア12速のSRAM X01 EAGLE12SやSRAMのカーボンクランク等の軽量ドライブトレインにRockShoxの170mmストロークboost規格のLyrikを装備しもう変える必要の無い仕様。

ちなみに税抜き850000円、フレームSETだけでも399000円なんですって・・・。

 

こちらがセカンドグレードの5000。

フレームは8000と共通の色違い、ドライブトレインがシマノSLXになったりFサスRサスの

グレードを一つ落としたりしてコストダウンをはかってます。

完成車のみの販売で499000円

こちらが実質オススメモデル。

モデルチェンジした140mmエンデューロバイク「One-Forty」

写真の上位モデル800と普及グレードの600の2グレードフレームはどちらも共通のアルミ合金仕様のみ。

なんとフレームSETは149000円で買えるんだそうです。

完成車はBoost規格、セミファットギリギリ手前の2.6インチタイヤ、ショートステムに幅広ハンドルのトレンドをバッチリおさえた仕上がり。

今時ならチマチマ部品を選びながら組むより、こういったマスプロメーカーの最新完成車を買うのが一番お得かもしれません。

完成車お値段は800が379000円、フォークやドライブトレインのグレードを落とした600が

279000円になります。

ここまでで紹介したone-sixty、one-fortyはどちらもフロントシングル専用フレームになります。

やはり時代的にそうなんでしょうね。

MERIDAのマウンテンバイクの作りにはSRAMの考え方の影響を強く感じます。

マラソンレースやアドベンチャーレース等向きな設計の「One-Twenty」

上位モデル7.6000(メインフレームはカーボン、ドライブトレインはSRAM GX Eagle)

普及版   7.600(アルミ合金フレーム、シマノSLXやレースフェイスクランク等でコストダウン)

があり、お値段7.6000が479000円、7.600が269000円。

クロカン的な遊び方が好きな人なら多分これ一台でなんでもやってしまえばいいかと思いました。

ちなみにこのOne-Twentyは完成車のみでの販売、またフレームにはFディレイラーを取り付ける事が出来ます。

2017モデルにもあった650B+規格を採用したセミファットトレイルバイク「Big.Trail」

2018モデルでは上位モデル800と、普及モデル600に分かれました。

他のモデルと同じで上位はRockShoxのいいサスペンションを採用していたりドライブトレイン

がSRAMの1×12速の採用なのに対し、普及モデルは少しレベルのおとしたFサスにシマノSLXドライブトレインな感じです。

誉自転車のある香川県は田舎なので、こういった物を欲しがる人が本当に少ないのですが、難しい事抜きに乗ってみたらきっと楽しいんじゃないかと思います。

値段は

Big.Trail800 379000円

Big.Trail600 209000円

「オレ、ちょっと試しに買ってみるわ!」とはいかない値段ですね・・・。

 

こちらは本気のクロスカントリーレーシングバイク「NINTY-SIX9.TEAM」(29er)と

「NINTY-SIX7.TEAM」(27.5インチ)

どちらもフルカーボンフレームのハイエンドモデル、当然SRAMの1×12にBoost規格、

FOX の上位モデルFactory32シリーズ等と購入後は一切変える必要無くレースで勝てるリアルXCレーサー、どちらも販売価格は税抜き1050000円(怖!)、

FRAME SETでも469000円なんですって。

実際に持ち上げてみたんですがむちゃくちゃ軽かったです!

MIYATA MERIDA BIKING TEAMの山田選手説明して頂いたのですがたしか10kg位しか無いようです。

こんな高いのだけではいけないのでちゃんと価格を落とした

NINETY-SIX9.XT(29er)、NINETY-SIX7.XT(27.5インチ)

もあります。(写真に収め忘れてました)

両モデルとも普及グレードといえどメインフレームにはカーボンを採用していたり、Fサス、Rサス共にFOXを採用していたり、ドライブトレインにはシマノXTの2×11採用だったりと現実的に言わせてもらえば、これで充分すぎるスペック。

価格は459000円でフレームセット売りは無いようです。

ハードテールXCレーサーモデルのトップモデルは写真を撮っていなかったみたいです(ゴメン)

写真は29er版のセカンドグレードモデルのBig.Nine7000

トップモデルとの違いはトップモデルのTEAMが例によってSRAM1×12なのに対し

シマノ1×11な所、これは他のマウンテンバイクと同じ差別法ですが、XCハードテールはカーボンフレームその物にグレードがあるようです(この辺はロードバイクでのグレード差別化の方法と同じですね)。

セカンドグレードのこちら7000が重量10Kgに対しトップモデルのTEAMは8.5Kgしかないそうです。つまりTEAMはFサス等の重量物ついててREACTのCF2フレームのDISCブレーキ仕様より軽いということです。

実際、山田選手に促されて持ち上げたときにMTBの重量とは思えない位軽かったです。

XCHTモデルも29er、27.5モデルがありそれぞれ同グレードなら値段は同じ。

トップグレード  TEAM   販売価格(税抜き) 830000円

セカンドグレード 7000 販売価格(税抜き) 399000円

3rdグレード  3000   販売価格(税抜き) 249000円

ボトムグレード(アルミフレーム)LIMITED 販売価格(税抜き) 169900円

フレームセット(TEAMに採用されているCF5Boost PF) 販売価格(税抜き)269000円

ちなみに2018年モデルのXCHTフレームは全てフロントシングル用ですのでFディレーラーは付きません。

MERIDAは昔からMTBXCレーシングは専門分野、値段はかなりの物ですが、

潤沢な資金でテスト、開発し、常にWCレーシングではチャンピオンクラスの選手が在籍するトップチームとして君臨している事はMTBファンの人には説明不要だとおもいます。

 

こちらが新型REACTとならんで2018MERIDAの注目モデルグラベルロードバイク「SILEX」

MERIDA史上もっとも多目的で快適性に優れたロードバイクだそうです。

最新のMTBにインスパイアされたジオメトリを採用し、長いトップチューブとショートステムで快適で信頼できるハンドリングを実現しているそうです。

標準で35mmタイヤが装着されていますが、最大44mmまで対応し2.2インチ幅のタイヤを装着した650Bホイールも入る設計になっています。

コンポーネントは上位モデルではSRAMのCX用の上位モデル等フロントシングル仕様

ミドルグレード以下はシマノのフロントダブルのロードやMTBのコンポーネントを採用しています。

トップグレード9000から3rdグレード400まではSILEXのためにMAXXISが開発した専用タイヤが装着されています。

どのグレードにもフレームフォーク全体にボトルゲージやフェンダー、キャリアやバッグを装着するためのダボ穴があり正に現在トレンドのグラベルロードの王道的スタイルのバイクになります。

 

これはプレゼン時に見せてくれたイラストですがこんな風に使って欲しいというイメージです。

このシルバーのアルミフレーム仕様がボトムグレードになるSILEX200

専用タイヤでなくなったり、フロントダブル×リア9速だったりとコストダウンをはかったもでるです、10月に当店にも入荷する予定です。

個人的にはこのSILEXは吊るしで乗るよりもオーナー様に自分仕様に仕上げて欲しいバイク。

このボトムグレードを手に入れて、それをベースに自分仕様にカスタムしてみても面白いと思います。

トップグレード  9000 販売価格(税抜き)459000円(カーボンフレーム 1×11)

セカンドグレード 6000 販売価格(税抜き) 289000円(カーボンフレーム 1×11)

3rdグレード 400 販売価格(税抜き) 199000円(アルミフレーム 2×11)

ボトムグレード 200 販売価格(税抜き) 139000円(アルミフレーム 2×9)


番外編

メリダの用品の中でラインナップされているヘルメットなのですが大変お買い得な価格です。

つば付きの後頭部まで守るタイプで通勤からMTBトレイルライドまで対応できる、OGKの

FM-8のようなイメージですがお値段なんと税抜き6100円とあちらより2000円近く安くなってます。

誰か欲しい人いますか?是非取り寄せてはじめてヘルメット買う人にすすめたいのですが。


2回に分けて長々と紹介してきましたが以上で2018MERIDA展示会の報告は終わりです。

皆さん気になるモデルはあったでしょうか?

今日正式に契約書と最初のオーダーをメーカー側におくったので、実際にお取引がはじまりました。

ご予約も受け付けています。

急な話ですが最初のオーダーの締め切りが8月31日になっています、8月31日までにご予約くださいましたら少額ではありますが、定価の3%引きにて販売させて頂きます。

手に入れたいモデルがある人は早めの注文でお願いします。

詳細スペックなどのお問い合わせお待ちしています。t