モトクロスインターナショナル2020モデル展示会 SURLY編

8月28日水曜日はモトクロスインターナショナルの展示会に行ってきました。

誉自転車開店当初から、お客様の要望が多かったSURLYの取り扱いを始めることになりました。

香川県でSURLYと言えば通町の老舗ショップ”Cycles KOJIMA”さんがずっとディーラーを務めていて相当数販売していましたが、今はディーラーをやめているようです。

私個人的に、モトクロスインターナショナルさんには色々とお世話になってまして、

歴代私の自転車は、かなりの割合でモトクロスさんの取り扱う自転車なのです。

ざっと思い返しただけでも

1.ホフマンバイク シュガーベイビー(BMX)

2. マングース MX20(マウンテンバイク モトクロスインターナショナル20周年モデル)

3. マングース NX-DUAL塚本モデル(マウンテンバイク)

4. スタンダードバイク モトクロス125(BMX)

5.HARO WERX-EXT (マウンテンバイク)

6.マングース レイノルズ(BMXレーシング)

7.ホフマンバイク ロイヤリティー5(BMX)

 

まだ思い出せない分もあるかもしれない。

とにかくそんな思い入れのある問屋さんなのです。

 

 

 

SURLYはやり会場入り口すぐに並べられていて、いまやモトクロスさんにとってドル箱ブランドといった感じですね。

そしてSURLYといえばFATBIKEを身近にしたブランドなわけで、

この日も入ってすぐのところに3台並んでました。

奥から

ICE CREAM TRUCK(26インチファット、29×3.0コンパチ)

WEDNESDAY(26インチファット、29×3.0コンパチ)

LOWSIDE27.5(26×3.0、27.5×2.8コンパチ)

LOWSIDEはファットとはいわないかもしれませんけど、ぶっといのが3台並ぶと

インパクトありますね。

 

そして、今回の誉自転車的お目当ての一つ

MIDNIGHT SPECIAL”(写真は46センチサイズだったと思います)

これまでの色は白っぽい色1色のみだったのですが、

新色はHi-Viz Black、「シンプルに黒」です!

たしかに一般受けはしやすい色になりました。

サーリーの中で最も走りに振った設計のバイクになります。

タイヤは基本的に流行のロードプラス、700Cなら42Cまで入るそうです。

サーリーのバイクらしく、フォークまでクロモリなのですが、規格は最近のディスクロードのマジョリティ規格で構成されているのも特徴です。

お客様注文分と店の在庫分の2本のフレームをオーダーしました。

来月以降に入荷されると思います。

 

こちらのMIDNIGHTは、来年発売予定のカラーで、今回は参考出展

説明札の内容のとおりまだオーダーできません。

黒は人気だけど、それだけではなんとなくSURLYらしくないので

あっていい色だと思います。

たしか最近発売されたモデルだったと思います”Bridge Club

結構人気の出ているモデルのようです。

完成車は700Cの設定になるという話でした

650Bで組みたい方はフレームセットから組み立てるか、別にホイールを用意するか?という感じでしょうか?

モトクロスさんの方に650Bの完成車が残ってればまだいけるかもしれません。

ここからはサーリーの定番商品になりますね。

PACK RATはもちろん健在です。

完成車は、フレームサイズによってホイールが26インチと27.5インチに分かれます。

個人的には26インチを”女性の普段使い&ツアラー”として勧めたい気がします。

リンク先の説明がこのバイクのキャラクターをわかりやすく説明してくれています。

とにかく頑丈さを求めるアドベンチャーサイクリストから支持され続ける

LONG HAUL TRUCKER

一見「古くね?」と思ってしまうようなパーツ構成も、ちゃんと理由があっての物

とにかくトラブル無く旅を続けるための工夫なのだそうです。

面白いと思ったのがコレ

チェーンステイに予備スポークを取り付けておけるんです。

まぁ、実際に必要な場面があったとしても、一般の人に出来るのか疑問ですけど、

世界を旅してみようって気合の人は、それくらい出来なきゃいけないのかもしれませんね。

私の場合、単純にギミックとしてかっこいいと感じてしまいました。

趣味なので、そんな感覚もOKって事でいいと思います。

自分たちの事を、真っ当なサイクリストのブランドというSURLYだけあって

一般人には思いもよらないことをする為のアイテムも販売しています。

こちらのサイクルトレーラー”TED TRAILER

カーゴエリアは81×61㎝、そこそこの大きさの重量物でも余裕で運べそうです。

小さめの洗濯機くらいいけるんじゃない?

とにかく頑丈そうで、武骨で、SURLYらしい商品ですね。

実はTED TRAILERにはさらに大きい”BILL TRAILER”というのがあって

何とカーゴエリアの長さが倍(笑)

彼らは本気で冷蔵庫を自転車で運ぶ気のようです!

しかも、たまげた事に社員の方の話では

”月に1台くらい売れる”

と言ってました。

 

TED TRAILERを取り付けていたバイクは

TROLL

26+対応のセミファットツアラー

といったかんじです。

26インチツアラーと言っても、先に紹介したパックラットやロングホールトラッカー等より、マウンテンバイク要素が強いのが特徴です。

こういうのも最近は認知されてきましたね、(あまり見かけませんけど)

ロングテールバイク”BIG DUMMY

これに荷物を積み込んで、キャンプにかけたら楽しそうですね!

(仲間に荷物運搬係にされるかもしれませんけど・・・)

積載能力がずば抜けてますので、必要最小限の荷物選びの苦悩から解放されます。

 

 

 

個性の塊のようなカスタムパーツもたくさんラインナップされてますので、

組み合わせて自分仕様カスタムにという楽しみ方にも利用できます。

普及規格に対応しているものが殆どですので、SURLY以外のバイクにも

当然使えます。

「独自規格で固めて他のメーカーのバイクに使えなかったり、修理するときにユーザーを平気で困らせる」ような”せこい金儲け”しか頭にない大手メーカーのようなことをSURLYはしません。

ただ、サイクリストに有益な商品を作り続けるブランドです。

 

本来SURLYを紹介するならここから紹介するのがスジなのかもしれません

ど定番のシングルスピードフレーム

STEAMROLLER

余りにも有名すぎて語るほどでもないですよね。

フリーでも、固定こぐでも、フラットハンドルでも、ドロップでも。

スッキリとしたシングルスピードコミューターを組みたいならこのフレームできまりですね。

完成車販売はありません、フレーム・フォークセット売りのみです。

カラーは写真のMetallic Lilac(超薄紫系)と、ブラックの2色。

最小フレームサイズ49(エフェクティブTT:529.5mm)からになるので、

小柄な女性には辛いかもしれません。

オーダーは、メタリックライラック49 1本

した様な気がします。 

SURLYの看板モデル”CROSS‐CHECK

SURLYで迷ったらコイツにしなさいって言えるいわば”何でもバイク”

サイズも最小42㎝(ETT:522㎜、リーチ:378.7㎜)

~最大64㎝(ETT:630㎜、リーチ:424.5㎜)まであるので、

身長の低い女の子~巨人系まで行けちゃうのが人気の理由。

ただ、完成車販売は無くなり、フレーム・フォークセット販売のみになってます。

写真のカラー”Stoned Ground Musterd”

これが凄いいい色でした。

写真では深いとこまでは表現できてないですね。

それと現行カラーではやはり、シンプル・イズ・ベストなブラックがあり、

Stoned Ground Musterdの方には新グラフィックのデカールが採用されています。

(シートチューブにハサミのデカールがあるやつです)

最初見たとき自分用にこれで1台組もうと思ったのですが、SGMは人気らしく自分にピッタリサイズが次回入荷が12月という事なのと、手持ちの部品で組むのには

ちょっと買い足しが多くなりそうなので諦めました。

クロスチェックは、定番商品ですので

SGM:50㎝ 1本

ブラック:50㎝ 1本

オーダーしておきました。

ブラックは、割と早いうちに入荷があると思います。

(以前のカラーもサイズによってはまだあるようですので、探している方は

一度お問い合わせください)

SURLY最後の紹介は”STRAGGLER

STRAGGLERは、クロスチェックのディスクブレーキバージョンという

位置づけになります。

そして、ストラグラーもフレーム・フォークセット販売のみになってます。

サイズは、クロスチェックより更に小さい38㎝というサイズがあり、

150㎝前半の女性でも問題なくサイズがあるというのはアメリカンブランドとしては

珍しいですね。

同じようなノリのブランドで去年から誉自転車が扱っているBREEZERは、

日本人女性サイズが無いというのが致命的ネックになってました。

ストラグラーは、サイズ38~52までがホイールサイズ650B、

54~62までが700C になり、650Bの方はモデル名も”STRAGGLER650B

になります。

 

テキトーに撮ったらエライピンボケ写真ですみません。

写真のカラーはSalmon Candy Red

レッドなんてついてますけど、見ての通りピンクと言った方がしっくりくる色ですね、そしてよく見れば若干ラメっぽい演出もあるんですけど・・この写真では全く伝わりませんよね・・・。

このほかには定番色のグロスブラックがあります。

さて、サーリーもデモ車を1台用意するんですが、このストラグラーのSCR 50cm

になりそうです。

うちの店先って、パッとしない色の自転車が並んでるので華やかにして欲しいと思ったのと、女性のお客様にも選んでいただける店にしたいと思ったのです。

 

ただ、デモ車=私乗車という事で私も乗るのですが(通勤マシンになる)、

42歳のおっさんがこのカラーに乗ってて、警察に職質で停められるんじゃないかと不安になってます(笑)

ストラグラーは女性受けを意識した SCRの42サイズを1台オーダーしておきました。

 

SURLYの紹介がえらく長くなりましたので、他のブランドの紹介はまた別で

お伝えします。

SURLYの気になるモデルがありましたら、遠慮なくお問い合わせください。

今回紹介しきれていないモデルも、モトクロスインターナショナルに在庫がある商品が多数あります。