
「実はこれ、自分では使ってないんです。」
そんな書き出しから始まるのもどうかと思うけれど、正直に言えば、僕が使っているのはサーモスのよく似た保冷専用モデル「FJP-601」。少しだけ安いタイプで、夏場のライドには十分役立ってくれています。
でもね、もしこれから買うなら、やっぱり保冷・保温の両対応がいいと思うんです。
価格差もわずか。FJF-580が税込¥4,950、保冷専用のFJP-601が¥4,620。たった330円の違いで、夏だけじゃなく秋冬のライドにも快適な飲み物が楽しめるなら、そっちを選ばない理由はないでしょう。
夏の終わりが近づく今、これからの季節に向けて「冷たいだけじゃない」ボトルを選ぶのは、ちょっとした先取りの楽しみでもあります。
そして、誉自転車のスタイルでは、走りながら水を飲むよりも、止まって景色を眺めながら一息つく方がしっくりくる。だからこそ、ぬるくなった水や、冷えすぎたドリンクじゃなくて、その時の気分に合った温度で飲める方が、ずっと気持ちいい。
🎨3色展開、でもホワイトはレアもの?
上の写真が今回紹介するサーモスの真空断熱ケータイマグ「FJF-580」。左からホワイト、ブラック、サンドグリーンの3色展開です。
FJF-580の3色展開
どれも落ち着いたカラーで、ロードバイクやグラベルバイクのフレームカラーにも合わせやすいのが嬉しいポイント。特にサンドグリーンは、自然の中を走るライドスタイルにぴったり。ブラックは定番の安心感、そしてホワイトは…実は廃盤になっていて、今ある在庫が最後なんです。
🔧FJF-580のスペックと実力
サーモスのFJF-580は、サイクリングにぴったりなサイズ感と性能を兼ね備えた真空断熱ケータイマグ。ボトルケージにすっきり収まる設計で、見た目もスマートです。
• 容量:580ml
• 保温効力(6時間):70℃以上
• 保冷効力(6時間):10℃以下
• サイズ:幅7.5×奥行8×高さ23cm
• 重量:約280g
保温・保冷の性能は、サーモスならではの信頼感。夏場は冷たいドリンクをしっかりキープ、冬場は温かい飲み物でほっと一息。気温に左右されず、気分よく水分補給できるのがこのボトルの魅力です。

🛠️「For Cyclists」──サーモスの本気
For Cyclistsのロゴ
FJF-580の箱には、はっきりと「自転車専用設計」の文字。そして「For Cyclists」のロゴ。これが何より嬉しい。
魔法瓶の一流メーカー・サーモスが、わざわざ自転車用に設計してくれたという事実。これはもう、サイクリストにとっての信頼の証です。
ただ既存のボトルを「使えなくもない」じゃなくて、「ちゃんと使えるように作った」。その姿勢が、細部のフィット感や使い勝手に表れています。

👄飲みやすさと、長く使える安心感
FJF-580の飲み口
サーモスのボトルといえば、やっぱりこの飲み口の形状。FJF-580も例外ではなく、口当たりがよく、傾けたときにちょうどいい量がスッと出てくる設計になっています。
ライド中に一息ついて飲むとき、ゴクゴク飲みすぎることもなく、ちびちびすぎることもない。ちょうどいい“飲み心地”があるんです。
そしてもうひとつ嬉しいのが、パッキンやフタのパーツが交換可能なこと。長く使っていると、どうしても劣化してくる部分ですが、サーモスはそのあたりもきちんと対応してくれている。

※装着例
写真は僕が普段使っている保冷専用モデル「FJP-601」ですが、FJF-580も形状はほぼ同じ。
なので、ボトルケージへのフィット感はまったく問題なしなのをイメージしてもらえると思います。
最近よく乗ってるMERIDAのREACTOに装着してみても、すっきりと収まっていて見た目もスマート。走行中にガタつくこともなく、取り出しやすさも◎。
この日は自販機前でちょっと休憩。こういうとき、冷たいドリンクを買うのもいいけれど、ボトルに入れてきたお気に入りの飲み物をちょうどいい温度で飲めるのは、やっぱり気分がいい。
🛍️誉自転車からのお知らせ──今なら旧価格でご提供
FJF-580の定価は現在、税込¥4,950。最近の価格改定で少し値上がりしました。
でも、誉自転車では特別な場合を除いて、仕入れた時の価格で販売するというスタイルを大切にしています。
今回紹介した3本(ブラック、サンドグリーン、ホワイト)は、値上げ前に仕入れた在庫。
だから、今在庫分に限り税込¥4,180で販売しています。
ホワイトはすでに廃盤になっていて、この1本が最後。
サンドグリーンやブラックも、次回入荷分からはどうしても現在の定価になります。
気になる方は、ぜひ誉自転車までどうぞ。実物を手に取ってみると、きっとその“ちょうどよさ”が伝わってくるはずです。

さて、世間的にお盆期間って今日までのようです。(みんなの休みはまだ1日あるんでしょうけど)
期間中は通常営業とはいえ非常にゆったりした時間の流れで営業させていただきました。
(まぁ、お盆期間に自転車屋に用がある人なんてあまりいないでしょうしね)
週明けからはエンジン再始動させていきますのでよろしくお願いいたします。
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