お客様からSURLYの29er/27.5+コンパーチブルMTB
カラテモンキーの完成車のご注文を頂きました。
マウンテンバイクと言えるようなマウンテンバイクの注文いただいたのいつ以来でしょうか?
確か去年1年は1台ももらっていないような気がします。
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完成車ですので8割ほど組まれた状態で送られてきますが、基本全バラして組み直します。
今回付属のヘッドは、圧入されたベアリングカップのツバがヘッドパイプの上側全てを隠すほどの大きさではないので、ヘッドパイプ上下のフェースカットと内径のリーマはやりませんでした。
幸いベアリングを入れた時の変な硬さは感じませんでしたので、OKなんだと思います。
もし、この先カスタムでいいヘッドを入れるようなことがあれば、その時すればいいんです。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=10000x465:format=jpg:rotate=90/path/s54959b36382f3a10/image/i90e1575efa783c14/version/1581154619/image.jpg)
BBは右側のみフェースカット&タップ立て直し、左側はタップ立て直しのみにしました。
ふぞくのBBは右のみツバ有りで、左側は無いタイプだったからです。
SURLYの完成車はついてくるパーツが独特ですね。
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こんな感じなので左側フェースカットはやりませんでした。
これも、今の標準的形状のBBを入れる事があればその時やればいいかなと思います。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=620x10000:format=jpg/path/s54959b36382f3a10/image/ibe2124d4b049816d/version/1581156952/image.jpg)
ディスク台座のフェースカット等もして各部調整、前後ホイールの振れとり等、再調整し直してお客様へ納車となりました。
MTBは、ここ数年で次々と規格が変わったり、早く走るための流行りの設計ができたり、進化がややこしすぎます。
そこに加えてサスペンションなどの油圧部品もあったりで、随分とっつきにくい自転車ジャンルになってしまいました。
その中でSURLYのカラテモンキーやクランパスは+規格タイヤやドロッパ―シートポストへの対応などライダーに有効な変化には対応しつつ、基本的には昔ながらの山で遊ぶための自転車のスタイルを崩していません。
サスペンションなんて最初からついてませんので、気にしなくてもいいです。
(つけたければ付ければいいのです)
”レースに勝ちたい”という目的がないのであれば、マウンテンバイクはSURLYのトレイルバイクを一台組んで、それで全部楽しむスタイルが一番賢くて、しかもカッコいいのかもしれません。
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