
東京出張2日目は2か所の展示会をめぐりました。
1か所目が今回の出張の大本命
”2025サイクルパーツ合同展示会”です。
この展示会は毎年1月の下旬に浅草の方でやってて
私も2~3年おきくらいに行ってるのですが
いやー、今年は賑わってましたね。
商品の良さを伝えようとする問屋さん側も積極的な所が多いし、
来場する私たち小売店の人やその他業界の人も熱意があるように感じて
私が一番好きな展示会だったりします。
深く掘り下げると余りにも情報量多めになりますので
サラッとレポしていきます。

MISSONってブランドなのかな?
ロード用のカーボンクランクらしくて、シマノのアルテグラからの変更で
クランク周りだけで約140gの軽量化ができるらしい。
真ん中の青いのは専用のパワーメーターらしいです。
気のせいか?会場のどっかで見た目同じようなパワーメーターが別でもあったような(笑)

Fashion、Asian Fit、Qualityを追求したヘルメット&アイウェアブランド
”KPLUS”
調光レンズのサングラスがオシャレな形でした。
ウチもお取引がある東京サンエスさん
STIレバーをフラット系ハンドルのように使えるハンドルバーやら
ダボ穴だらけのクルーザーハンドル等面白いの置いてましたね。
プロトタイプのワンバイエスのサドルは何が珍しくて写真残したんだろ?
自分で撮っといて忘れてしまいました。
SMITHのサングラスやヘルメットを日本で展開するSMJコーポレーションのブースにあったのは”Polaroid”と”SUNCLOUD”というどちらも偏光レンズが特徴の
サングラスブランド。
高くなり過ぎたSMITHのセカンドライン的立ち位置で始めるつもりらしいです。
確かにSMITH高すぎて中々手が出ないですよね。
ポラロイドの方がカジュアルで、サンクラウドはちょっとアウトドアアクティビティの匂いも感じるデザインですね。
値段はどちらも全体的に10000円前後です。

ナスクトレーディングさん
カッコいい削り出し&アルマイトのブレーキレバーやクランクが沢山ありました。
OAK Componentsってブランドらしいく、レバーはシマノ用、スラム用、その他一杯ありました。
※値段はそれなりに高かったかな💦
ここはどちらかと言えばマウンテンバイクが好きな問屋さんのようですね。
何処の問屋さんなのか忘れてしまいましたが
”G-FORM”と言うブランドのマウンテンバイク用プロテクターが
目を引きました。
今は、つけるならこんなインナーウェアと一体化したようなのがスマートでいいかもしれませんね。
値段はそこそこ高かったような気がしますが・・・・
気にした割にあまり覚えてません。
コレもどこの問屋さんのブースで撮ったのか忘れちゃいましたが
電動の小型ポンプ
ホント最近一気に一般的になりましたよね。
お値段もこの写真内の物だと、6,000~8,000円位だから
普通に買える。
私も一個くらいどこかのメーカーの買ってみようかなと思ってます。
MSプロダクツさんのブースにはFOESのフレームとDVOのサスペンションが展示されてました。
しかしFOESのフレームは左右のアルミを溶接で貼り合わせた一部モノコック製法の部分やフローティングマウントのブレーキといい、完全我々世代に対するロマンの追及マシンですね。
※ぶっちゃけ今どき必要ない製造方法や機能です、でも趣味と言うものはそういうのどうでもよくて、欲しいと思ったものを買うのが正義なのです
ウチもSAPIMのスポークとか取ってるTRISPORTSさんのブース
3Dプリンターで作ったサドルやら軽くて良さそうなサドルが沢山展示してありました。
トライスポーツさんだしTNIブランドの製品になるのでしょうか?
手に入れやすい価格で販売されるといいですね。
因みに写真に入っているホイール
”Partington”ってブランドの物らしくて、説明してもらてて凄いな思ったのですが
最後に値段聞いてビビりました、ホンマお触り厳禁レベルでした。
まぁ、いいもの見せてもらえましたわ。
ウィンクレルさんのブースにあったノースウェーブのシューズ
ダイヤル付きのMTB用フラットシューズで約20000円?
と思いましたが、スタッフさんの話だと本格的なトレイルライドやダウンヒル用の靴と言う訳ではないのだそうです。
でもホントにダメなんですかね?ちょっと試してみたい気もします。

トイ・ワイド 友の会という
自転車の修理保証や盗難保険サービスの会社らしいです。
そういや盗難保険はウチも先日お客さんから問い合わせあったのですが、
基本的にはユーザーさんが自分で見つけて入るのが、今は一般的みたいです。
お店として取り扱うならこう言うところと組むのがいいのですかねぇ
正直あまりよくわからんのです。
需要有るかな?
カーボンドライジャパンさんのブースにあったのは、コンポーネント用の
タッチアップペイント
要はDURA-ACEやアルテグラやらに合わせた色のタッチペンって事です。

金属3Dプリンターで製作したチタン製のラグやステム
レバー、クランク等
全然詳しくないが、すごい技術なのは間違いなさそう。

さて最後は私にとって本命中の本命YURISさんのブース。
日本では珍しい”小規模ながらMTBを今でも熱くプッシュする問屋さん”
その姿勢が好きでよくお取引させていただいています。
今回もはじめてお目にかかるパーツが沢山ありました。

FORMOSAのMTBハブなのですが、ロゴがカラー物になってますね。

ローター台座の切削面もこっそりアルマイト、ローター付けたらほぼ見えないはずだけど、”遊び心”大事よね。
現行品も大人気のFORMOSAアルミMTBクランクですが、
こちらは素材を7000番のアルミにアップグレードし、さらに細かく切削加工を入れ、高強度/軽量化したもの、現行品に対しどれくらいのお値段アップで販売できるのか気になります。

先日販売されて、実際に購入した人からは凄くいいお声をいただいている
FORMOSAのグリップですが、もう次の一手を打っているようで、
カラーや、ゴム質など色んなバリエーションを考えているようですね。
期待して待ちましょう。

今まで在りそうで無かったFORMOSAのヘッドセット
近々発売されると思います。

LEWISブレーキのロード用キャリパーなのですが、
左4つが従来のロード用とされていたキャリパーで、今後はグラベル用みたいな扱いらしいです。チタンボルトのグレードと普通のステンレスボルト仕様とを持ち比べてみましたが、まぁ確かに持ち比べたら差はありますね。
そして一見同じに見えるけど右の上下2つが新製品らしく更に小型軽量化された新しいロード専用キャリパーらしいです。
Ultralight Road caliperというみたいです
コレも持ち比べるとハッキリ軽いのが分かりました。

ドロッパ―シートポストで有名なBIKEYORK
新しく発売するハンドルバーとモデルチェンジされた
例のグニャグニャサドルこと新型SAGMAが展示されてました。
どうやらライズやらの形状にはかなりのこだわりがあるみたい、
気になる人は拡大して読んでみてください。
新型のSAGMAええですね!サドルとしての質感が旧モデルより断然上です。
自分もサドルが壊れかけなので欲しくなりましたよ。
値段もそれなりに上がってしまうという風に聞いてますが
いくら位になってしまうのか・・・でも、良き!

最後の最後にすっごく気になるやつ、新しいタイプのタイヤインサート
”Rim Saver Midweight”
実際に目の前で取付け、取り外ししてくれたんですが
本当に簡単そう!
ユリスさん曰く「プラスチックの輪っかを切ってゴム紐で留めたもの」
だそうですが、これでいいのだとしたら今までの色んなとこが出してた
あの入れる時にアホみたいに苦労するインサートって何だったんだろうか?
と思うレベルです。
こちらはもう注文できるみたいで、価格もYURISさんのHPによると
\17,500(税込)だそうです。
軽量で、シーラントを吸う事もなく、何より簡単装着。
私自身ホイール交換の際には使ってみたいです。
YURISさんのHPに動画もありますので気になる方は見てください。
2025サイクルパーツ合同展示会は紹介しきれないほど沢山の問屋さんやメーカーさんが出店していて、沢山カタログやリーフレット等を持ち帰っています。
お客さんに見せても大丈夫な物もたくさんありますので、
気になる方は誉自転車まで見に来てください。
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