店が暇な時に書く、このブログタイトル”誉自転車のお仕事”今回で31回目になります。
前回30のタイトルが”父から子へ”
だったのに対しこの回は”子から父へ”
お父さんがせっかく買ってあげたロードバイクだけど息子さんは殆ど乗ってなく
”だったら自分で乗るから返してよ”って(笑)
そんなこんなでお父さんが乗ることになったGIANTのロードバイク
アルミフレームながら油圧の105(11速)がついてたり
32Cタイヤがチューブレスで組まれてたりと、なかなかな仕様だったのですが、
スポーツ自転車初心者のお父さんにはドロップハンドルが
かなり不安を感じるものに映ったようで、
フラットハンドルにしてくれないかという事で持ち込まれました。
たまにあるご依頼とはいえ
フラットハンドルの自転車をドロップハンドルにするとか、今回のようにその逆とかって
案外仕事としては”曲者”なのです。
何とかキャリパー側はシマノ105をそのまま残せないかと、シマノの互換表や現在入手できるパーツを探したのですが、詳細まで書いてたら長くなりそうなので省きますが、
ホースの適合がダメだったり(BH-90に合うロード向きの安いフラットレバーが無い)
その他もろもろの事情で結局、シマノの一番安い油圧レバーにフラットマウントキャリパーのブレーキが付いたJ-kitに左右とも交換することになりました。
買えば意外と高価な105の油圧システムを外すのはちょっともったいないですが、
街乗りなのでこのブレーキで十分といえばそうだと思います。
ハンドルバーは超特価サービスでライテックのカーボンフラットハンドルバー
をインストール。
このバーなんと誉自転車が開業した時から在庫してた、在籍約9年近くなるお局様。
この機は逃がせん!
という事で安物のアルミバー並みのお値段で取り付けさせていただきました。
それより今回の一番の曲者だったのが左右のシフトレバーなのです。
11速ロードコンポーネントのディレーラーを動かすフラットバー用のシフトレバーというのが
1モデルしかなく、”SL-RS700”というのしかないのですが、
これが地味に高価なのです。(片側税込み1万円くらいします)
なんでこんなものがそれほどの値段?
と思ってよく見たらレバー自体がこれたぶんカーボンなんですよ!
いらねー(笑)でもこれしかないのよなー
あとは、タイヤを定番のグラベルキングの35Cに変え
チューブレスから普通のチューブドに変え
隠れた名品フラットマウントスタンドを取り付けて
お客様のご希望通りの仕様に完成となっています。
今回のお客様のお支払いですが、工賃なども含め
およそ¥67,000程度だったと思います。
私の感覚では、結構かかった方じゃないかな?
これがブレーキがワイヤー引きだったり
変速段数の少ない下位グレードだったりしたら
結構抑えた価格に持っていけると思います。
お返しした時に、安心して乗りやすくなったと言ってくれたので
お客様が納得してくれたなら、それでよかったのだと思っています。

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