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MERIDA E-BIG NINE 400 オーバーホール

購入していただいたのはもう何年前だろう?

メリダのE-MTB 

”E-BIG NINE400”のオーバーホール依頼をいただきました。

 

今回あまり細かく写真は撮ってませんが

パラパラっと紹介していきます。

 

EーMTBって言ってもMTBには変わりなく、やっぱりサスペンションのオーバーホールも付きものになります。

今回のフォークはマルゾッキの”Z2”

お客様の記憶が正確なら2021年モデルになるのでしょうか?

搭載するダンパーはRAILダンパー(最新の2.0ではなく旧式の)

密閉カートリッジではないため分解も容易で部品点数も少なく、それなのに動きもよく、

初心者からそれなりの腕の人まで大抵の人は満足できるレベルで仕事してくれるフォークです。

 

 

しばらくZ2のメンテナンスしていない間に、FOX側でマルゾッキZ2に使用する推奨オイルが変更されていました。

これまではテフロン粒子の混ざった5wtオイルが専用とされていたのですが、

そのテフロンがよくなかったのか?現在はこちらの通常タイプの4wtが推奨オイルになってます。

総代理店のmom&pop'sさんの話ではSDG’sが関係しているとのことです。

まぁ、ユーザー様にはどうでもいい話なのでしょうけど。

ただね、テフロン入りちょうど無くなったタイミングだったので

5年ぶりにこのオイル購入したら、その値段の上がり方に

びっくりしました。

最近は何でも高くなりすぎです💦

大変申し訳ないのですが、オイルの値上がり分は、

多少作業料金にも反映させていただきました。

フロント側ディスクローターのブレーキパッドと擦れ合う部分と、その内側との境に

くっきりと段差ができていたので、厚みを測ったら

1.4~1.45㎜まで摩耗してました。

シマノのこのローターの場合、新品時の厚みが1.75mm

使用限度が1.5mmなのでアウトです。

新品のローターに交換させていただきました。

(そういえば先日、シマノから厚み:2.2㎜の新型ローター出ましたね)

ブレーキフルードも前後とも汚れた古い油を上と下から抜き取り、

新しい油と入れ替えます。

ご覧のように凄く汚れてました。

密閉性が強くグリスが汚れづらいシマノのハブですが、今回のハブは無茶苦茶汚れてましたね。

ベアリングとシャフト、カップアンドコーンは全部掃除し、新しいグリスを詰めなおして

再組付けしています。

 

シマノは、最近更新された新しいハブでは伝統的なカップアンドコーンのベアリング

ようやく止めてカートリッジベアリングになってますが、

今後はこの作業もする機会が少なくなってくるのでしょうか。

ふき取ったグリスをパーツクリーナーで溶かしてみたら

中にこれだけの微細な金属片が混ざっています。

ベアリングの玉やカップアンドコーンの受けの部分、抑えになるコーンの部分が削れた破片です。

やはり定期的なメンテナンスって意味あるんです。

チェーンをカセットスプロケットの内側に落とし込んだことがあるらしく

後輪右側だけテンションスポークの首が削れて、中にはちぎれかけになってるのもあります。

この状態でよく今まで持ちこたえたものです。

テンションスポーク側のみ新品に入れ替えホイールバランスをとって完了です。

 

今回のお客様、とにかく距離を走る方でして

やはりそれなりの消耗はありました。

 

マウンテンバイク、ロードバイク、クロスバイクどのジャンルでも

所詮自転車自体が消耗品なのは変わりなく、走れば走るほど調子がよくなるなんてことは

現実にはあり得ないはず。

 

毎年する必要は無いと思いますが、3,4年程度酷使している自転車で

まだまだ使っていきたい自転車がありましたら

一度オーバーホールしてみるのがいいと思います。