メリダJAPANの公式サイト内のアウトレット(20%OFF)の自転車は誉自転車でも取り寄せできます。
今回お客様からそこにリストされていた
2023スクルトゥーラエンデュランス6000の御注文を頂きました。
いつもありがとうございます。
去年の秋ごろ誉自転車で組んだホイールがメンテナンスに持ち込まれました。
Made in USAの高級パーツブランドWhite IndustriesのT11ハブを使用した
なかなか気合の入ったリムブレーキ用のロードホイール。
1年ぶり?にお会いしたお客様としたお話では、かなり気に入ってもらえてるようでした。
ホワイトインダストリーズのハブは足の回転を止めた時のフリーでのスピードが落ちないのが凄いです。
お客様もそれを感じているようで、ロングライドですごく楽に走れるとおっしゃっていました。
さてそのホワイトインダストリーズのハブですが、メンテナンス性も最高なのです。
久しぶりにメンテナンスに持ち込まれたスペシャライズドのFUSEにいろいろと手を入れさせて頂きました
自転車としては他店購入品ですが、付いてるパーツはほぼウチで組み込んだもの
今回はディスクブレーキのメンテナンスとパッド交換、その他ちょろっとパーツ交換と言った感じです。
ブレーキフルード交換ってどれくらいの頻度でやればいいのかってよく聞かれますが、メーカーが言うように毎年1回やっとけば間違いないですが、私の感覚で言わせてもらうと、それ程神経質になる程でなくていいと思ってます。
とは言え上の写真のように古くなったオイルを下側のキャリパー側から新しいオイルを入れることでレバー側から押し出すと黒い靄のようなものと混じって出てきます。
コレが劣化につながるのかはわかりませんが精神衛生上よくないですね。
数年前に販売したクロスチェックの完成車
ドライブトレイン関連の部品をカスタムするのと
ハンドルバーとバーテープ交換のためにお預かりしました。
やったことはフロントシングル化のためにウルフトゥースのチェーンリングに換えたのと、リヤのワイドレンジ化。
バーテープは贅沢にBROOKSの本革バーテープ”LEATHER TAPE”
コレ付けるとハンドル回りに高級感がでますね。
バーテープに1万円以上かける覚悟が御有りならオススメです。
さて今回はそのあたりの話ではなく、一緒に依頼されたある作業に関してです。
”フレームデカールの張り直し ”です。
サーリーのフレームのデカールってすべてのモデルに専用のデカールキットがあります。
まぁ、それを使って傷んだロゴなどを貼りなおすのをお願いされたのですが・・・
ぶっちゃけ苦手作業(笑)
よく空気入ったり、シワになったり、一部ピりっと切れたり
薄いデカールで張り直しが無理なのでちょっとした失敗もたまにあるんです。
ただ今回は自分でも100点の作業ができました。
今日から12月なんですって⁉
早い、早すぎる!
そして暇すぎる(笑)
日曜なのに今日のご来店パンク修理のお客様2人だけですよ。
まぁ毎年年末ってこんなもんですので悲観はしませんよ。
ただ、今年はこのパターンになるのが少し早かったなぁと思います。
さて、暇なんで写真に撮りためといた普段の作業の紹介
”誉自転車のお仕事”ですが、20回目の今回は
MTBサスペンションのオーバーホール
”マルゾッキBOMBER Z1”のオーバーホールです。
今のマルゾッキは随分前にFOXに吸収され、FOXのセカンドブランドの位置づけになります。
預かった2020年モデルの内部構造は、当時のFOXの完成車向けに生産された
”RHYTHM”から若干細かいパーツをオミットしただけで基本的には
ほぼ同じになります。
オーバーホールに使用するオイルや消耗部品の交換品もFOXのそれをそのまま使う事になります。(※現行モデルは違うダンパーが採用されてるようです)
まずは外観の掃除から始めます、この時に外からでもわかる以上が無いか
チェックするのですが、そのための掃除でもあります。
フロントサスのオーバーホールって基本的な作業の流れはどこのメーカーでも
同じになります。
超簡単に言うと
・掃除
・ボトムレッグの取り外し、中のオイルと摺動部分のダストワイパー、フォームリングの交換
・エアチャンバー側ピストン+シャフトのOリング等消耗品交換
・ダンパー分解、内部消耗部品、オイル交換
この流れの後逆の手順で組み立てで完成です。
簡単そうでしょ、文字にするだけなら。